世界ではいま、あらゆる産業でオートメーション化を進めるようになりました。なかでもアジアで最大スケールを誇っている新興国であった中国は、2000年以降になるとたくさんの生産現場でAIとロボットを導入して効率化を図りました。その結果、いまではアメリカ・イギリスでも注目をされる産業大国となったわけです。すでに日本とははるかに違ったレベル領域に達しており、日本ではどんどん産業が低迷をしてきました。

2001年に広州市で誕生したROSAでは、非常に効率のいい新技術オートメーション・プログラムの開発に成功をされています。簡単のROSAの概要をご紹介すると、もともとはカジノ施設向けのマルチメディア・ソフトウェアを中心に構築をされてきました。ROSAの場合、プログラムを1から組み立てるエンジニアを採用されているため、それぞれの施設に見合ったソフトをオーダーで制作をすることが可能です。2005年になると中央省庁より、産業活動に関わるメインソフトの発注を受けたのが転機となります。

まず最初に製鉄工場のオート化であり、200項目以上になる各工程を管理するものでした。その後はアパレル・食品などの現場向きなベーシックソフトウェアで、いまでは建築分野でも活用できる新技術もあります。2010年になると日本の大手ハウスメーカーと提携をされており、木造住宅を専用工場で組み立てるロボットにも組み込まれて活用されています。