ジャンクパーツのICソケットはお得か?

本来ジャンクパーツとは、そのまま使える見込みがないほど故障損耗した状態で、製品としての利用価値を失っているものを指す言葉です。しかし、電子パーツを販売しているお店の中にはジャンクパーツを専門にしているところもあり、掘り出し物ともいえるような電子部品やICソケットなども安く入手できるメリットを持つところも少なくありません。ジャンク基板は、部品が実装されている基板を指すもので、ジャンク基板を購入して必要な電子部品を外してそれを活用する、このようなときに使うものです。主に、生産終了になっている電子部品が欲しいときに便利な存在になって来ます。

ICソケットのジャンク品は、さまざまな形状およびピン数のソケットが一つの袋に100個や200個入っているお買い得品と呼ばれるものです。大半はDIPタイプのICソケットになりますが、ICはいろいろなピン数がありますので、一つの袋に入っているICソケットが100個でも使えるものが半分以下などになることも少なくありません。一見お得感があるようなイメージですが、実際に使ってみると利用できないものが多かったり、無造作にビニールなどに梱包されているため端子が曲がっていて使い勝手が悪いケースもあります。電子工作が初めての人やはんだ付けに慣れていない人など、このような人がジャンクパーツを購入してはんだ付けの練習を行うなど、このようなときには重宝しますが、必要なピン数のICソケットが必要分入っていないこともあるので、必要なものだけを購入する方がお得です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です